臼から杵(読み)ウスカラキネ

デジタル大辞泉 「臼から杵」の意味・読み・例文・類語

うすからきね

《臼を女、杵を男に見立てて》女から男に言い寄ること。物事が逆さまなことのたとえ。
[類語]石が流れて木の葉が沈む牛はいななき馬は牛追い牛に追わる車は海へ船は山へ土用布子ぬのこ寒帷子かんかたびら

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「臼から杵」の意味・読み・例文・類語

うす【臼】 から 杵(きね)

  1. ( 「臼」は女、「杵」は男のこと ) 女から男に働きかけること。働きかけの方向が普通と逆であることのたとえ。
    1. [初出の実例]「正真の本にうすからきねへなり」(出典:雑俳・蓬莱山(1709))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android