臼唄(読み)うすうた

精選版 日本国語大辞典 「臼唄」の意味・読み・例文・類語

うす‐うた【臼唄】

  1. 〘 名詞 〙 臼で穀物をついたり、ひいたりする作業のときにうたう民謡総称奉公人夜なべ仕事の苦しさを歌ったものが多い。
    1. [初出の実例]「わが宿の垣ねな過そ郭公いづれのさとも同じ卯の花、〈略〉下女の臼歌に唱之」(出典袋草紙(1157‐59頃)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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