臼挽猿(読み)うすひきさる

精選版 日本国語大辞典 「臼挽猿」の意味・読み・例文・類語

うすひき‐さる【臼挽猿】

  1. 〘 名詞 〙 人形の猿の下に車をつけ、水の吹き出す力によって水車が回転し、これにつれて猿が臼を引く仕掛けのおもちゃ
    1. [初出の実例]「臼挽(ウスヒキ)猿〈略〉この臼挽の水車は、四国の作次兵衛、はじめてこれを作る」(出典滑稽本・小紋雅話(1790))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む