臼挽(読み)うすひき

精選版 日本国語大辞典 「臼挽」の意味・読み・例文・類語

うす‐ひき【臼挽】

  1. 〘 名詞 〙 臼で穀物をひくこと。また、その人。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「ゑらはるる其中にある下女 すかたかよふて臼ひきの哥〈正察〉」(出典:俳諧・物種集(1678))
    2. 「豆腐屋の臼挽(ウスヒキ)大豆(まめ)右衛門とて小粒な男」(出典談義本銭湯新話(1754)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android