臼石村(読み)うすいしむら

日本歴史地名大系 「臼石村」の解説

臼石村
うすいしむら

[現在地名]飯舘村臼石

西の二枚橋にまいばし村を経て伊達郡川俣かわまた(現川俣町)、北の前田まえた村を経て同郡月舘つきだて(現月舘町)などへと、四方に道が発達した街村。薄石とも記される。正保郷帳に村名はみえない。明暦二年(一六五六)の高三六石余(相馬藩政史)元禄郷帳には薄石村とみえ高三六石余。安永三年(一七七四)の高七二石余・免四ツ、ほかに新田若干がある(「山中郷年貢皆済目録」飯舘村史)。嘉永四年(一八五一)の高六七石余・免二ツ七分(「山中郷本田新高帳」同書)。天明三年(一七八三)の家数一〇、嘉永元年の家数一六であるが六ともみえる(検地石高収納戸口等調)。なお同三年の村明細帳(飯舘村史)によると高六五石余、田畑一四町一反余、家数一六(うち給人三)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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