興宴(読み)キョウエン

デジタル大辞泉 「興宴」の意味・読み・例文・類語

きょう‐えん【興宴】

興趣の深い宴会。おもしろい宴遊。

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精選版 日本国語大辞典 「興宴」の意味・読み・例文・類語

きょう‐えん【興宴】

  1. 〘 名詞 〙
  2. おもしろく盛んな宴会。興趣の深い宴遊。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
    1. [初出の実例]「始め興宴より起りて、長き恨を結ぶ類多し」(出典:徒然草(1331頃)一三〇)
  3. おもしろみ。おもむき。興趣。
    1. [初出の実例]「嵯峨野のけうえんは、山負ふ桂、廻(ま)ふ廻ふ車谷、朝(てう)が原、亀山法輪や」(出典梁塵秘抄(1179頃)二)

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