興趣(読み)キョウシュ

デジタル大辞泉 「興趣」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「興趣」の意味・読み・例文・類語

きょう‐しゅ【興趣】

  1. 〘 名詞 〙 おもむき。おもしろみ。興味。
    1. [初出の実例]「山水逍遙の人、興趣句外にあり」(出典:俳諧・句兄弟(1694)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「興趣」の読み・字形・画数・意味

【興趣】きようしゆ

感興。〔滄浪詩話、詩弁〕詩の法に五り。曰く體製、曰く格力、曰く氣象、曰く興趣、曰く。~人は、惟だ興趣に在り。羚羊挂角(れいやうけいかく)(痕迹のないたとえ)、迹の求むべき無し。故に其の妙處は、徹玲(れいろう)、湊泊すべからず。

字通「興」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む