舎人娘子(読み)とねりの おとめ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「舎人娘子」の解説

舎人娘子 とねりの-おとめ

?-? 飛鳥(あすか)時代女官
持統上皇につかえる。大宝2年(702)上皇の参(三)河(愛知県)行幸にしたがってよんだ歌のほか,舎人親王との贈答歌など3首が「万葉集」にある。娘子は「いらつめ」ともよむ。
格言など】丈夫(ますらを)の得物矢(さつや)手挿(たはさ)み立ち向ひ射る円方(まとかた)は見るに清潔(さや)けし(「万葉集」)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android