舐目(読み)しもく

普及版 字通 「舐目」の読み・字形・画数・意味

【舐目】しもく

目をなめる。〔輟耕録、七、孝感〕越の楓橋里の人丁氏の母、雙目を失ふ。丁、至孝なり。盥漱(くわんそう)し訖(をは)り、ち母の目を舐むること、積みて年り。俄(には)かにして母左目らかなり。未だ久しからずして、右目復(ま)たらかなり。

字通「舐」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

関連語 項目

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android