舒

普及版 字通 「舒」の読み・字形・画数・意味

舒
12画

[字音] ジョ
[字訓] ゆるやか・おもむろ・のびる

[説文解字]

[字形] 形声
声符は予(よ)。予に抒・(じょ)の声がある。〔説文〕四下に「伸(の)びるなり」と訓し、予声とする。予は杼(ひ)の形。舍(舎)に「舎(お)く」「舎(はな)つ」の訓があり、舒とは杼をゆるやかにすることをいう。ゆえにまた伸びる意がある。

[訓義]
1. ゆるやか、ゆるい、おもむろ、しずか。
2. のびやか、のびる、のばす。
3. おこたる、あなどる。
4. 叙と通じ、ついでる、ついで、いとぐち。

[古辞書の訓]
〔名義抄〕舒 ノブ・シヅカナリ・オモフル・シヅカニシテ・オモムルナランコトヲ・タユム 〔字鏡〕舒 オモムル・ユルキ・ヤスラカナリ

[語系]
舒・sjiaは同声。杼zia、抒djiaはみな予声に従って声近く、その義も関連する。杼は機杼。これで糸を送ることを抒といい、その送る糸をという。紐を井中に深くのばして、井水を(く)むことをも抒という。

[熟語]
舒安▶・舒栄▶・舒繹▶・舒演▶・舒暇▶・舒懐▶・舒閑▶・舒緩▶・舒巻▶・舒顔▶・舒急▶・舒啓▶・舒散▶・舒肆▶・舒疾▶・舒瀉▶・舒写▶・舒釈▶・舒緒▶・舒徐▶・舒舒▶・舒嘯▶・舒情▶・舒心▶・舒泄▶・舒泰▶・舒達▶・舒遅▶・舒張▶・舒暢▶・舒適▶・舒展▶・舒眉▶・舒顰▶・舒布▶・舒鳧▶・舒辟▶・舒歩▶・舒放▶・舒勃▶・舒慢▶・舒愉▶・舒憂▶・舒揚▶・舒翼▶・舒和▶
[下接語]
安舒・巻舒・閑舒・寛舒・緩舒・舒・散舒・伸舒・展舒・閉舒・陽舒

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

関連語 字訓 字音 字形

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む