舘原村(読み)たてのはらむら

日本歴史地名大系 「舘原村」の解説

舘原村
たてのはらむら

[現在地名]山都町 舘原・三津合山みつあいやま入沢入いりさわいり中沢入なかざわいり真木まきどううえ沢頭さわがしらうえ山平やまだいら蟹屋間々かにやままきたまえ入海いりうみ下殿戸しもとのど小松こまつ西川にしかわどう下タした下モ田しもだうえはら舘川原たてがわら二本木にほんぎてらうち岩坂いわさか品戸しなど姥石うばいしあいさわ双里そうりどうさかい入道沢にゆうどうさわ二十日森はつかもり冷田ひえたさわ寺沢てらさわ入冷田いりひえたさわ湯沢ゆさわなど

三ッ山みつやま新田村の西、阿賀川北岸の段丘上にある。「異本塔寺長帳」応永二六年(一四一九)条には「七月廿八日館ノ原住人小布瀬原右京近年新宮時康属故討亡」とみえ、同二二年頃から始まった蘆名氏と一族新宮氏との抗争で新宮氏にくみした当地の小布瀬原右京が蘆名氏によって討たれている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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