舘残翁(読み)タチ ザンオウ

20世紀日本人名事典 「舘残翁」の解説

舘 残翁
タチ ザンオウ

大正・昭和期の郷土史家



生年
慶応3年7月21日(1867年)

没年
昭和22(1947)年9月12日

出身地
加賀国石川郡野々市村(石川県野々市町)

本名
舘 八平

経歴
加賀国(石川県)の醸造元に生まれる。大正3年大乗寺の開山徹通義介骨壺が発見されたのをきっかけに、同寺と開基の守護・富樫氏の研究を始める。著書に「加賀大乗寺史」「富樫氏と加賀一向一揆史料」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「舘残翁」の解説

舘残翁 たち-ざんおう

1867-1947 大正-昭和時代前期の郷土史家。
慶応3年7月21日生まれ。家は加賀石川郡野々市村の醸造元。大正3年大乗寺の開山(かいさん)徹通義介(てっつう-ぎかい)の骨壺が発見されたのをきっかけに,同寺と開基の守護富樫氏の研究をはじめる。「加賀大乗寺史」「富樫氏と加賀一向一揆(いっき)史料」などをあらわした。昭和22年9月12日死去。81歳。本名は八平。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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