日本歴史地名大系 「舟久保洞窟」の解説 舟久保洞窟ふなくぼどうくつ 岩手県:紫波郡紫波町船久保村舟久保洞窟[現在地名]紫波町船久保JR東北本線日詰(ひづめ)駅の北東八キロ、北上川の支流赤沢(あかざわ)川北側の百沢(ももざわ)に位置。標高約二四〇メートル。百沢洞窟ともよばれ、県指定史跡。稗貫(ひえぬき)郡大迫(おおはさま)町から紫波町にかけての石灰岩地帯に、馬蹄形状に分布し、南東に向けて開口する石灰岩洞窟のうち最北端のもの。縄文時代後期・晩期の土器・骨角器やニホンジカ、イノシシなどの獣骨が出土した。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by