航洋図(読み)こうようず

精選版 日本国語大辞典 「航洋図」の意味・読み・例文・類語

こうよう‐ずカウヤウヅ【航洋図】

  1. 〘 名詞 〙 海洋を航行するのに用いる海図水深、おもな灯台遠くから見える陸上地物などが示してある。日本の東方海図など。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の航洋図の言及

【海図】より

…陸部の表現も海上から見えるものを描くのが原則で,高い山の背後は省略し海岸付近の煙突,塔,建物,灯台など船位決定に役立つ顕著な目標物が表現される。 海図は縮尺とその用途により総図(400万分の1より小縮尺),航洋図(400万~100万分の1),航海図(100万~30万分の1),海岸図(30万~5万分の1),港泊図(5万分の1より大縮尺)に分けられる。海図は航海中の図の取替えに便利なように,同縮尺図の間にも重複部分を設けている。…

※「航洋図」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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