地物(読み)ちぶつ

精選版 日本国語大辞典「地物」の解説

ち‐ぶつ【地物】

〘名〙 地上に存在するもの。岩石・植物などの自然物および建物・物件など人工構築物。特に軍隊で、戦闘に利用する物体をいう。
軍歌・橘中佐(1904)〈鍵谷徳三郎〉九「十字の砲火雨のごと 拠るべき地物更になき」

じ‐もの ヂ‥【地物】

〘名〙
① その土地産物
② 地歌(じうた)手事物(てごともの)分類の一つ。特定の短い音形を反復する部分のある手事を持つのこと。砧地(きぬたじ)、すごもり地、ひろい地、うけ地、おくり地その他がある。

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デジタル大辞泉「地物」の解説

ち‐ぶつ【地物】

建物・樹木・岩石など、地上にある一切の物。
軍隊で、地上にあっての目や砲火から身を隠す物。

じ‐もの〔ヂ‐〕【地物】

その土地で産した物。「地物なし

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普及版 字通「地物」の解説

【地物】ちぶつ

その地に生ずるもの。〔国語、周語下〕之れを天に度(はか)れば、則ち非なり。之れを地物に(くら)ぶれば、則ち非義なり。

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