航空機の耐熱構造(読み)こうくうきのたいねつこうぞう(その他表記)heat-resistant construction

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「航空機の耐熱構造」の意味・わかりやすい解説

航空機の耐熱構造
こうくうきのたいねつこうぞう
heat-resistant construction

超音速航空機の機体表面に生ずる高温高熱から,機体そのものや内部の乗員,搭載品などを守るための特殊な構造。およそ二つの方法がある。第1は,表面にはりつけた材料が溶けて,蒸発したり昇華したりすることで熱をくい止める方法 (アブレーション ) 。第2は,高温に耐える材料を表面にはりつけておき,内部の構造との間に断熱層をおく方法である。どちらの方法を採用する場合も,飛行による荷重熱応力とが重ならないようにする。そのためには,飛行荷重に耐える構造は内部につくり,ハニカム構造などの断熱層を介して,最外側に溶融材あるいは耐熱 (耐火) 材料を取り付ける。耐火金属材料としてはニオブモリブデンなど,耐火非金属材料としてはセラミックスが用いられる。 (→空力加熱 )

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む