般若流支(読み)はんにゃるし(その他表記)Prajñāruci

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「般若流支」の意味・わかりやすい解説

般若流支
はんにゃるし
Prajñāruci

インドの僧。北魏の煕平1 (516) 年にインドから中国洛陽にいたり,元象1 (538) 年から武定1 (543) 年まで 鄴において訳経従事。訳出経典は,『正法念処経』『順中論』など。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む