舵柄(読み)カジヅカ

デジタル大辞泉 「舵柄」の意味・読み・例文・類語

かじ‐づか〔かぢ‐〕【×柄】

船の舵を回すときに握る、舵に取り付けてある取っ手舵棒

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「舵柄」の意味・読み・例文・類語

かじ‐づかかぢ‥【舵柄・楫柄・梶柄】

  1. 〘 名詞 〙 舵を回すため、舵の身木(みき)頭部にとりつける柄。千石船と俗称される近世の大型和船では、舵が巨大なため動かすのに大きな力を要したので、きわめて長く、船の全長四分の一程度となり、千石積級で、六、七メートルにも及ぶ。舵への取り付けは身木頭部の大目孔に差し込み、くさびで固定する。舵棒。〔羅葡日辞書(1595)〕

舵柄の補助注記

→「かじから(楫柄)」の補注

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