船橋今町・船橋新町・船橋散地町(読み)ふなはしいままち・ふなはししんまち・ふなはしちりちまち

日本歴史地名大系 の解説

船橋今町・船橋新町・船橋散地町
ふなはしいままち・ふなはししんまち・ふなはしちりちまち

[現在地名]富山市舟橋今町・愛宕町あたごまち二丁目

愛宕町の西に位置し、北陸街道(巡見使道)が通る。船橋向のうち。安永八年(一七七九)の書上(「町方旧記抜書」前田家文書)には三町とも記載されるが、船橋今町は単に今町とあり、本家数三五・貸家数二五で、二丁目まであった。船橋新町も二丁目までで、船橋散地町は舟の字で記される。天保一二年(一八四一)の富山町方旧事調理では船橋今町の竈数八八、男一七七・女一八〇、一丁目中ほど東側に出張番所、町中ほどに御上普請橋一、愛宕町境に小橋一。弥五兵衛やごへえ坂は愛宕町境南側の岡土手越の道で、ほか小路二。一丁目と二丁目の境南側に産土の神明社が鎮座。船橋新町は竈数八七、男一七五・女二一一。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む