船津川村(読み)ふなつがわむら

日本歴史地名大系 「船津川村」の解説

船津川村
ふなつがわむら

[現在地名]佐野市船津川町

渡良瀬川北岸に位置し、北は田島たじま村・植野うえの村。北部を菊沢きくさわ川が東流し、渡良瀬川沿いに船津川河岸がある。西部を日光脇往還が南北に走る。元和年間(一六一五―二四)宇都宮藩領となり、同七年から幕府領、寛永三年(一六二六)下総古河藩領となった(享保二〇年「船津川河岸出入返答書」内田彦一文書)。寛永二一年の田畑高改(福地収介文書)では田九四町三反余・畑九九町一反余。慶安郷帳では田高八五一石余・畑高七〇六石余。ともに舟渡川村とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android