船越駅(読み)ふなこしのえき

日本歴史地名大系 「船越駅」の解説

船越駅
ふなこしのえき

古代の西海道に置かれた駅で、高来たかく郡内とする説が有力。「延喜式」兵部省諸国駅伝馬条に肥前国駅馬(一五駅)として「船越」とみえ、駅馬五疋を常置していた。「和名抄」高山寺本にも駅名として船越とある。「肥前国風土記」高来郡条に同郡内に駅四ヵ所とあり、「延喜式」記載の一五駅で郡内に比定されるのは山田やまだ駅・野鳥のとり駅を合せて三駅であるとして、「延喜式」成立以前までに一駅が廃されたという説がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む