野鳥(読み)やちょう(英語表記)wildbirds

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

野鳥
やちょう
wildbirds

野生のの総称。野禽ともいう。飼鳥に対して野外で生活している鳥をさし,また,家禽に対して自然状態のままのものをいう。飼鳥が逃げて自然の中で暮らしている鳥は「かご抜け鳥」といい,野鳥とは区別することもある。

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大辞林 第三版の解説

のどり【野鳥】

野生の鳥。やちょう。

やちょう【野鳥】

野生の鳥。野山にすんでいる鳥。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

野鳥
やちょう
wild bird

野生の鳥、または野にいる鳥のことで、野禽(やきん)ということもある。野鳥とは、家禽と飼い鳥に対する概念で、それまで鳥類に対する社会的関心が主として飼い鳥に向けられていたことに対する反発として、19世紀末ごろから強調されるようになってきた。日本では1934年(昭和9)に中西悟堂(ごどう)が日本野鳥の会を設立したときに、会名にこのことばを選んでから普及するようになった。[浦本昌紀]

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精選版 日本国語大辞典の解説

の‐つ‐とり【野鳥】

[1] 〘名〙 野にいる鳥。特に、「庭つ鳥」である鶏に対して、(きじ)をさしていう。
[2] 野に住む鳥の意で、「雉(きぎし)」にかかる。
※書紀(720)継体七年九月・歌謡「宍(しし)串ろ 熟睡(うまい)寝し間(と)に 庭つ鳥 鶏(かけ)は鳴くなり 奴都等利(ノツトリ)(きぎし)は響(とよ)む」

の‐どり【野鳥】

〘名〙 野にいる鳥。野生の鳥。やちょう
※料理切形秘伝抄(1642‐59頃)鳥 水鳥「野鳥(ノトリ) 白鳥」

や‐ちょう ‥テウ【野鳥】

〘名〙 野生の鳥。本来は飼鳥に対する語で、籠(かご)に入れて飼われていない鳥。現在では、日本で自由に野外生活を送っている種をいう。〔日葡辞書(1603‐04)〕 〔賈誼‐鵩鳥賦〕

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