色板(読み)イロイタ

デジタル大辞泉 「色板」の意味・読み・例文・類語

いろ‐いた【色板】

木版の色刷りに用いる版木
さまざまな形の板に、色をつけたもの。子供の遊び道具

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 出典 実例

精選版 日本国語大辞典 「色板」の意味・読み・例文・類語

いろ‐いた【色板】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 色刷り用の版木。必要な色の部分だけを残して彫りならしてある。
    1. [初出の実例]「とびらは、板木師に故障有之よしにて、あとへ残り、この節やうやく墨板のほり出来、わくの色板いまだ出来不申候」(出典:小津桂窓宛馬琴書簡‐天保六年(1835)一月一一日)
  3. 種々の形にし、色を塗った板。幼児、低学年児童などの教材・玩具用。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android