色板(読み)イロイタ

関連語 名詞 出典 実例

精選版 日本国語大辞典 「色板」の意味・読み・例文・類語

いろ‐いた【色板】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 色刷り用の版木。必要な色の部分だけを残して彫りならしてある。
    1. [初出の実例]「とびらは、板木師に故障有之よしにて、あとへ残り、この節やうやく墨板のほり出来、わくの色板いまだ出来不申候」(出典:小津桂窓宛馬琴書簡‐天保六年(1835)一月一一日)
  3. 種々の形にし、色を塗った板。幼児、低学年児童などの教材・玩具用。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

106万円の壁

会社員に扶養されるパートら短時間労働者は年収106万円以上になると厚生年金保険料などの負担が生じて手取りが減る。将来の年金額は手厚くなるが、働き控えを招く「壁」とされ、企業の人手不足の要因となる。厚...

106万円の壁の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android