艷羨(読み)えんせん

精選版 日本国語大辞典 「艷羨」の意味・読み・例文・類語

えん‐せん【艷羨】

  1. 〘 名詞 〙 うらやましく思うこと。
    1. [初出の実例]「吾輩徒艷羨、抱拙毎忸怩」(出典:水流雲在楼集(1854)上・題新宮源庭西遊日記後)
    2. 「久松がお染を将(ゐ)出奔(かけおち)なしたる条下を読みて、こを艷羨(エンゼン)する傾きありなば」(出典:小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む