艷羨(読み)えんせん

精選版 日本国語大辞典 「艷羨」の意味・読み・例文・類語

えん‐せん【艷羨】

  1. 〘 名詞 〙 うらやましく思うこと。
    1. [初出の実例]「吾輩徒艷羨、抱拙毎忸怩」(出典:水流雲在楼集(1854)上・題新宮源庭西遊日記後)
    2. 「久松がお染を将(ゐ)出奔(かけおち)なしたる条下を読みて、こを艷羨(エンゼン)する傾きありなば」(出典:小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む