芒刺(読み)ぼうし

精選版 日本国語大辞典 「芒刺」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐しバウ‥【芒刺】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 草木のとげ。いばらなどのとげ。のぎ。
    1. [初出の実例]「近況不芝眉、如芒刺在一レ背也」(出典:羅山先生文集(1662)一〇・示樺来子)
    2. [その他の文献]〔漢書‐霍光伝〕
  3. 生物体表などにあるとげ状の突起。〔解体新書(1774)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の芒刺の言及

【サボテン】より

…ウチワサボテン亜科は7属450種からなり,茎はウチワ型以外に棒状や球型もあるが,通常,稜はない。生長の初期には小さな肉質の葉があり,通常のとげ以外にさわると抜ける芒刺(ぼうし)glochidをもつ。代表的なウチワサボテン属Cactusは400種を含み,カナダやアンデスの高山にも分布する。…

※「芒刺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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