芝二本榎広岳院門前(読み)しばにほんえのきこうがくいんもんぜん

日本歴史地名大系 「芝二本榎広岳院門前」の解説

芝二本榎広岳院門前
しばにほんえのきこうがくいんもんぜん

[現在地名]港区高輪たかなわ一丁目

高輪台上、東海道の西側に並行して南に向かう中原なかはら往還と、当地で分れ目黒不動(現目黒区)に向かう道に面した片側の門前町屋。東は往還を隔てて下高輪証誠寺しもたかなわしようじようじ門前・同国昌寺こくしようじ門前・芝二本榎承教寺しばにほんえのきじようきようじ門前、西は広岳院境内を隔てて光台こうだい院、南は松光しようこう寺、北は目黒不動への道を隔てて三田南みたみなみ代地町。広岳院は文禄三年(一五九四)西久保にしくぼに開創、承応二年(一六五三)当地に移転したが、元地にあるときから門前町屋を許されていたという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android