芝浦メカトロニクス（読み）しばうらメカトロニクス（その他表記）SHIBAURA MECHATRONICS CORPORATION

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

芝浦メカトロニクス
しばうらメカトロニクス
SHIBAURA MECHATRONICS CORPORATION

家電用小型モータを主力とする電機メーカー。1939年10月東京芝浦電気（→東芝）の事業を一部継承し芝浦京町製作所を設立し，同年 12月商号を芝浦製作所に変更。1946年から汎用電動機，鉄道線路保守用機器などを生産。1955年以降，水中モータ，大型保線機械，小型単相電動機，洗濯機用モータ，電動工具を販売し，事業部制を導入。1998年東芝メカトロニクスと合併し，現在の商号に変更。2018年，東芝が保有する株式の約 73%を売却し，同社の持分法適用会社からはずれた。フラットパネルディスプレー製造装置，半導体製造装置，真空応用装置，レーザー応用装置，自動券売機などの製造・販売をおもな事業とする。

出典　ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

日本の企業がわかる事典2014-2015

芝浦メカトロニクス

正式社名「芝浦メカトロニクス株式会社」。英文社名「SHIBAURA MECHATRONICS CORPORATION」。電気機器製造業。昭和14年(1939)「株式会社芝浦京町製作所」設立。同年「株式会社芝浦製作所」に改称。平成10年(1998)「東芝メカトロニクス株式会社」と合併し現在の社名に変更。本社は横浜市栄区笠間。精密機械メーカー。液晶用洗浄装置・DVD成膜装置・真空貼り合わせ装置で世界トップクラス。半導体製造装置も手がける。東京証券取引所第1部上場。証券コード6590。

出典　講談社