芝魚(読み)シバザカナ

デジタル大辞泉 「芝魚」の意味・読み・例文・類語

しば‐ざかな【芝魚/芝×肴】

江戸の芝浦あたりの海でとれた小魚。新鮮・美味とされた。しばもの。
「―もそれぞれに食ひ覚え」〈浮・永代蔵・三〉

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精選版 日本国語大辞典 「芝魚」の意味・読み・例文・類語

しば‐ざかな【芝魚・芝肴】

  1. 〘 名詞 〙 江戸芝浦あたりの海でとれた小魚。芝物。芝浦魚。
    1. [初出の実例]「品川海苔よ扨はめづらし 雪汁に少しあしらふ芝肴〈似春〉」(出典:俳諧・当世男(1676)付句)

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