芥火(読み)あくたび

精選版 日本国語大辞典 「芥火」の意味・読み・例文・類語

あくた‐び【芥火】

  1. 〘 名詞 〙 ごみや、ちりを焼く火。特に、漁夫が、流れついた藻芥(もあくた)を集めてたく火。
    1. [初出の実例]「ほのかにも我をみしまのあくた火の飽くとや人のおとづれもせぬ〈よみ人しらず〉」(出典:拾遺和歌集(1005‐07頃か)恋五・九七六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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