日本歴史地名大系 「芥田村」の解説 芥田村あくただむら 福岡県:嘉穂郡嘉穂町芥田村[現在地名]嘉穂町芥田千手(せんず)村の北、九郎原(くろうばる)村の東、上西郷(かみにしのごう)村の西に位置する。南方の東千手村の枝村で(続風土記)、同村から分村したという(「掌中秘記」秋月郷土館蔵)。集落は溝口(みぞくち)・下(しも)村・上村・浦の谷(うらのたに)・集(あつまる)にある(「郷村鑑帳」秋月郷土館蔵)。江戸時代の領主の変遷は椎木(しいのき)村に同じ。元禄五年(一六九二)には芥田村の高六三八石余(田圃志)。郷村鑑帳によれば本高六二五石余、元禄一三年改新高一三石余。寛政期(一七八九―一八〇一)の家数四四・人数二九一、馬一・牛二三(別本「続風土記附録」)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by