花の名残(読み)はなのなごり

精選版 日本国語大辞典 「花の名残」の意味・読み・例文・類語

はな【花】 の 名残(なごり)

  1. 花が散った後、その面影の残ること。特に、散った桜花を惜しむ気持をいう。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「鶯はをしむとやなくあさぐもりちりゆく雪の花の名残に」(出典:賀茂女集(993‐998頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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