花の春(読み)ハナノハル

デジタル大辞泉 「花の春」の意味・読み・例文・類語

はな‐の‐はる【花の春】

花の咲く春。
新年新春 新年》こもを着て誰人たれびとゐます―/芭蕉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「花の春」の意味・読み・例文・類語

はな【花】 の 春(はる)

  1. 花の咲く春。
    1. [初出の実例]「いさやまたつきひの行くもしらぬみははなの春とも今日こそはしれ〈師光〉」(出典:林下集(1179頃か)上)
  2. 新年をいう。新春。《 季語・新年 》
    1. [初出の実例]「花の春たてるところや吉野山〈専順〉」(出典:新撰菟玖波集(1495)発句)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android