出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
室町中期の連歌師(れんがし)。京都六角堂頂法寺の僧。春楊坊(しゅんようぼう)と称した。連歌の師は明らかではないが、宗砌(そうぜい)、智蘊(ちうん)らと共通の世界にいて連歌を学習していったらしい。参加した連歌作品は1443年(嘉吉3)ごろからみられるが、かならずしも多くはない。しかし、弟子である宗祇(そうぎ)には重んじられて、『新撰菟玖波集(しんせんつくばしゅう)』には108句入集し、心敬(しんけい)、宗砌に次ぐ位置を占めている。平易なようで深いところがある作風と心敬に評価されている。著作に『片端(かたはし)』、句集に『法眼専順連歌』がある。なお、華道家元池坊(いけのぼう)では26世とし、立華、砂物、生花の三体を立てたとされる(池坊由来記)。
[奥田 勲]
(伊藤伸江)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新