ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「花喰鳥文」の意味・わかりやすい解説 花喰鳥文はなくいどりもん 鳳凰,尾長鳥,おうむ,おしどりなどの異国風の鳥類が花枝や綬 (じゅ。リボン) をくわえた動的な文様。日本では奈良時代の正倉院の鑑鏡や漆工品,染織品などに表わされている。ペルシア,東ローマなどで盛んに用いられたものが,唐代,中国に伝わって中国化され,日本には唐文化の文物とともに伝わった。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by