花屋与兵衛(読み)はなや よへえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「花屋与兵衛」の解説

花屋与兵衛 はなや-よへえ

1799-1858 江戸時代後期のすし職人。
寛政11年生まれ。文化7年(1810)江戸本所ですし屋をひらき,のち両国にうつる。文政(1818-30)の初め上方風の押しずしとことなる江戸前握りずしを考案したといわれる。安政5年死去。60歳。屋号華屋ともかく。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の花屋与兵衛の言及

【すし(鮓∥鮨)】より

…そして,切りずしの一切れ,笹巻ずしの1個を下敷きにしてくふうされたのが江戸の握りずしである。 握りずしは文政年間(1818‐30)に江戸両国の与兵衛ずしの初代,花(華)屋与兵衛(1799‐1858)の創案になるとする説があるが,それ以前にもなん人かが試みていたという説もあるから,与兵衛がそれを完成,定着させたものというべきであろうか。《誹風柳多留(はいふうやなぎだる)》第108編(1829)に〈妖術といふ身で握る鮓の飯〉という句がある。…

※「花屋与兵衛」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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