握り鮨(読み)ニギリズシ

デジタル大辞泉 「握り鮨」の意味・読み・例文・類語

にぎり‐ずし【握り×鮨】

魚や貝などのたねを、小さく握り固めた鮨飯にのせた鮨。江戸前鮨
[類語]散らし鮨五目鮨ばら押し鮨巻き鮨手巻き鮨海苔巻き鉄火巻き河童巻き稲荷鮨茶巾鮨れ鮨姿鮨

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「握り鮨」の意味・わかりやすい解説

握り鮨
にぎりずし

一種江戸時代末期両国花屋与兵衛酢飯(すめし)を使って考案したもの。最初は鮮魚介類を用いず,卵焼とでんぶおぼろ)が主であった。今日の江戸前鮨のようになったのは明治以降とみられる。大正時代頃までは屋台で供することが多かった。生(なま)あるいは調理した魚介を用い,辛みとして多くわさびを添えるのが特徴である。

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「握り鮨」の解説

にぎりずし【握り鮨】

すし飯一口大に握り、魚介類や厚焼き卵などのすしだねをのせたすし。◇「にぎり」と略す。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

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