花殻(読み)ハナガラ

デジタル大辞泉 「花殻」の意味・読み・例文・類語

はな‐がら【花殻/花柄】

仏に供えた花で、不用になって捨てるもの。また、枯れて不用になった花。

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精選版 日本国語大辞典 「花殻」の意味・読み・例文・類語

はな‐がら【花殻・花柄】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 咲き終わった花。また、仏前に供えた花、または供えるために採った花で、不用になって捨てるもの。
    1. [初出の実例]「閼伽棚の下に、花柄多く積たり」(出典:今昔物語集(1120頃か)二〇)
  3. (ぜに)異称
    1. [初出の実例]「つへはみちのしるべなり、ゑんざは、ばばさきに出花からこへと」(出典:説経節・説経しんとく丸(1648)下)

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