花水(読み)ハナミズ

デジタル大辞泉 「花水」の意味・読み・例文・類語

はな‐みず〔‐みづ〕【花水】

仏前に花を手向けるときに用いる水。また、仏前に手向ける花と水。
稲の開花時に、特に深くする灌漑かんがいの水。

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精選版 日本国語大辞典 「花水」の意味・読み・例文・類語

はな‐みず‥みづ【花水】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 仏語。仏前に花を手向けるときの水。また、仏前に手向ける花と水。けすい。
    1. [初出の実例]「庭の板井を掬び上げ、花水とし」(出典:謡曲・井筒(1435頃))
  3. 稲の開花時に特に深くする灌漑の水。

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