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花粉培養 かふんばいよう pollen culture

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知恵蔵2015の解説

花粉培養

葯(雄しべの先端の花粉の入った袋)、あるいは花粉を試験管内で培養すること。細胞の染色体数が半分の半数体植物が得られ、これを植物ホルモン(コルヒチン)で処理すると、染色体数が倍化して、2倍体の純系個体(同一の染色体が2本ずつある複2倍体)が得られる。従来の交配法によって純系個体を得るには、10代以上もの自家受粉を繰り返す必要があったが、花粉培養によって作物の品種改良が著しく効率化した。

(川口啓明 科学ジャーナリスト / 菊地昌子 科学ジャーナリスト / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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大辞林 第三版の解説

かふんばいよう【花粉培養】

花粉を培養して半数の染色体をもつ培養細胞や植物体を作ること。実際の育種では花粉の入った葯やくのまま培養して、半数体植物を作っている。 → 葯培養

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

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