芳芬(読み)ほうふん

精選版 日本国語大辞典 「芳芬」の意味・読み・例文・類語

ほう‐ふんハウ‥【芳芬】

  1. 〘 名詞 〙
  2. かんばしいにおい。よい香り。
    1. [初出の実例]「増福円満の芳芬は五分法身之妙香を薫(たきもの)す」(出典三国伝記(1407‐46頃か)五)
    2. [その他の文献]〔楚辞‐九懐・昭世〕
  3. ほうめい(芳名)
    1. [初出の実例]「独有苦節伝芳芬、聊弔鬼雄長句」(出典:山陽詩鈔(1833)四・下筑後河過菊池正観公戦処感而有作)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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