デジタル大辞泉 「芳名」の意味・読み・例文・類語 ほう‐めい〔ハウ‐〕【芳名】 1 相手を敬って、その姓名をいう語。お名前。「御芳名はかねてより承知いたしております」「芳名録」2 誉れのある名。よい評判。名声。「芳名を後世に残す」[類語]尊名・名前・高名こうめい・貴名 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「芳名」の意味・読み・例文・類語 ほう‐めいハウ‥【芳名】 〘 名詞 〙① ほまれのある名。名誉の名。[初出の実例]「遠く芳名を流(つた)へ慈悲の徳、長(とこしへ)に美き誉を存す」(出典:日本霊異記(810‐824)上)② 相手を敬って、その人の名前をいう語。[初出の実例]「此の嬢(こ)がお芳さんか、芳名(ハウメイ)は予て承知さ」(出典:人情本・花筐(1841)二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例