苔の戸(読み)こけのと

精選版 日本国語大辞典 「苔の戸」の意味・読み・例文・類語

こけ【苔】 の 戸(と)

  1. 僧侶隠遁者など俗世をはなれた人の家の戸。わびしい住まい。粗末な草庵。苔の扉。苔のとぼそ。
    1. [初出の実例]「くちはしに霜ぞふりたる 苔の戸もさし出ぬ夜の月さえて」(出典春夢草(1515‐16)付句)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む