苗塚村(読み)なえづかむら

日本歴史地名大系 「苗塚村」の解説

苗塚村
なえづかむら

[現在地名]草加市苗塚町

立野たての村の西にあり、北は小山こやま村、南・西はみね(現川口市)安行あんぎよう台地東の低地に位置し、微高地も点在する。北西大竹おおたけ(現川口市)の飛地があり、同村とはもとは一村と伝えられる。村名は地内にある古塚の名にちなむとされる。足立郡谷古田やこだ領に属した(風土記稿)近世を通じ幕府領。田園簿では田五五石余・畑八石余。元禄八年(一六九五)検地が実施され、高三八石余のうち田一七石余・六町一反余、畑二一石・一〇町余(「篠葉村万手控書」関根家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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