苟且(読み)コウショ

デジタル大辞泉 「苟且」の意味・読み・例文・類語

こう‐しょ【×且】

[名・形動]その場かぎりの間に合わせであること。かりそめなこと。また、そのさま。
「毎日ただ一時の間といえども、無益の事に費さず、また―に過ごさずして」〈中村訳・西国立志編

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精選版 日本国語大辞典 「苟且」の意味・読み・例文・類語

こう‐しょ【苟且】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 一時のまにあわせ。かりそめであるさま。また、いいかげん。
    1. [初出の実例]「若能体之、則当急遽苟且之時、而省察之思愈精」(出典:懶室漫稿(1413頃)五)
    2. 「毎日ただ一時の間だと雖ども〈略〉苟且(〈注〉カリソメ)に過ごさずして」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉九)
    3. [その他の文献]〔漢書‐宣帝紀〕

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