若大将シリーズ

デジタル大辞泉プラス 「若大将シリーズ」の解説

若大将シリーズ

東宝が製作した映画のシリーズ。老舗のすき焼き屋の若大将、田沼雄一の青春物語主演の「若大将」は加山雄三ライバルの「青大将」は田中邦衛出演ほか有島一郎飯田蝶子、中真千子など。1961年~1971年までに16作製作され、1981年の「帰ってきた若大将」でシリーズ終了。また草刈正雄が別の若大将、梅野正三を演じた作品も2作ある(1975年、1976年)。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の若大将シリーズの言及

【青春映画】より

…明確な映画のジャンルとして存在する名称ではなく,きわめて漠然と〈青春〉を描いた映画の総称になっているが,その源流はサイレント時代からハリウッドでつくられはじめた〈スポーツ映画〉や〈学生映画〉に端を発した明るい〈学園もの〉で,〈青春明朗編〉といったうたい文句で形容されるような一連の若者の映画の系統をひく作品のことである。山本喜久男著《日本映画における外国映画の影響》によれば,《キネマ旬報》(1930年10月11日号)の松竹映画《青春の血は躍る》評のなかに,〈“カレッジ・ロマンス”は初期の米国映画が生んだ映画劇の一形式である。…

※「若大将シリーズ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android