若太夫(読み)わかたゆう

精選版 日本国語大辞典 「若太夫」の意味・読み・例文・類語

わか‐たゆう‥タイフ【若太夫】

  1. 〘 名詞 〙 江戸歌舞伎劇場で、座元太夫元)の嗣子。〔戯場訓蒙図彙(1803)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の若太夫の言及

【太夫元】より

…近世初期に遊女(太夫)の抱え主が,歌舞伎踊を主催したあたりに,太夫元という言葉のいわれがあろう。太夫元の子を若太夫とよび,芝居の年中行事に際しては,座元を助ける役をつとめた。歌舞伎における宗教的,儀式的な性格の一面がしのばれる呼称である。…

※「若太夫」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android