戯場訓蒙図彙(読み)しばいきんもうずい

改訂新版 世界大百科事典 「戯場訓蒙図彙」の意味・わかりやすい解説

戯場訓蒙図彙 (しばいきんもうずい)

歌舞伎解説書。式亭三馬著。勝川春英,初世歌川豊国画。8巻。1803年(享和3)刊。以後06年(文化3)の再板をはじめ数度後摺,復刻されている。初板のみは巻七の豊国描く役者似顔絵色摺りである。後摺では《戯場訓蒙図絵》とも題する。芝居世界を一つの国に見立て,《訓蒙図彙》にならい,この世界のあらゆる事物を分類し絵を中心に解説する。先行の《羽勘三台図絵》の強い影響があり,同時期の《戯場楽屋図会》とも類似点が見られる。滑稽本的な要素が強く,芝居世界と現実世界の事物の差異を多くとりあげ戯画的に説明してみせる。国立劇場《歌舞伎の文献》第3巻に複製・翻刻を所収
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月節 (12月前半) のことで,太陽の黄経が 285°に達した日 (太陽暦の1月5日か6日) に始り大寒 (1月 20日か 21日) の前日までの約 15日間...

小寒の用語解説を読む