若生文十郎(読み)わこう ぶんじゅうろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「若生文十郎」の解説

若生文十郎 わこう-ぶんじゅうろう

1842-1869 幕末武士
天保(てんぽう)13年生まれ。陸奥(むつ)仙台藩士。同藩佐幕派の中心人物。戊辰(ぼしん)戦争では,玉虫左太夫とともに会津(あいづ)藩の救済につとめ,慶応4年奥羽越列藩同盟を実現させた。藩内抗争で新政府鎮撫(ちんぶ)使に捕らえられ,明治2年4月14日切腹。28歳。名は景祐(かげすけ)。通称は別に清三郎。号は楽斎,天逸。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む