若田原遺跡群(読み)わかたはらいせきぐん

日本歴史地名大系 「若田原遺跡群」の解説

若田原遺跡群
わかたはらいせきぐん

[現在地名]高崎市若田町

南の碓氷うすい川と北のからす川に挟まれるように東南方へ長く延びる舌状台地上にある縄文時代・古墳時代の集落跡と古墳群。昭和四五年(一九七〇)から三ヵ年にわたって、縄文前期から後期にかけての竪穴住居跡二四・敷石住居跡二、古墳時代住居跡五・古墳六が発掘調査された。縄文前期末の隅丸方形の住居跡は県内初の十三菩提式期のもので、地中埋設保存されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android