若須村(読み)わかすむら

日本歴史地名大系 「若須村」の解説

若須村
わかすむら

[現在地名]武生市若須町

中野なかの村の西、丹生山地の谷あいにある。中世山干飯やまかれい保の地。慶長三年(一五九八)九月の越前府中郡在々高目録に「和哥集村」と記され、高九二・七五五石、先高七五石余・出分一七石余。正保郷帳には若須村とあり、田方七五石余・畠方一七石余。正保二年(一六四五)福井藩領から松岡藩領となり、享保六年(一七二一)再び福井藩領となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android